2017 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 08

芸能界ってやつは

あるアーティストのライブのサクラをやった人の話。

あるアーティストのPV(プロモーションビデオ)のエキストラ募集に応募したら、かなり日が経っていたのに採用された。後でわかったことだが、申し込んだ人は全員採用されたらしい。

午後から、ある場所に集められ、PVを見せられてファンのノリを学習させられた。PVのエキストラというより、PVに使うライブのサクラだ。三つのイベント会社が総勢800名ものサクラを集めていた。一人につき3千円。240万円ものお金をかけてサクラを雇っているわけ。

声のかけ方など事細かに指示され、そのアーティストがブログで書いていた嬉しい出来事をネタにして、「○○の△△、おめでとう!」と声をかけてくれ、周りの者も「おめでとう」と唱和してくれとまで言われた。

「かけ声かけてくれる人?」とイベント会社の人に言われ、若い女性が名乗りを挙げた。周りの者がそこまでやるの? という感じでドン引いていたら、限定グッズとやらを持ち出してきて女性にあげていた。

アーティストがスタンディングの観客に「すわって」と言ったら、すぐ座らずに「え~っ」と不満そうな声をあげてから座ってと、そこまで細かく指示された。

CDをあげるとイベント会社の人が言うので、何人かの人はもらいに行っていたが、ほとんどの人はもらいに行かなかったら、しまいにはキレた感じで「いらないの!?」としつこく配っていた。

アーティストもスタッフもサクラのことは知らされていないとのことだったが真偽のほどはわからない。

やがてライブになった。ファンもいたけど、ほとんどがサクラ。教えられた通りにやっていたが、何せファンじゃないので態度でバレバレ。「かわいい~」の声にアーティストは「本気で言ってる?」と疑ってたし、ノリが悪いので「後の方の人、元気がないよ。大丈夫?」と何度も聞いていた。
「すわって」と言われた時は、一応「え~っ」とは言ったけど、みんな座りたいもんだから形だけそう言ってすぐ座った。おっさんやお婆さんのサクラまでいたから、アーティストももうわかってたんじゃないの。

という話だった。
ただただびっくり。
芸能界というところは実力だけで勝負する世界じゃないだろうとは思ってたけど。

なぜそんなにまでして売り出しているのかというと、あることでこのアーティストの曲が使われるからだろう。
Mステにも出るという話なのに、実態はライブ会場はチケット売れなくてガラガラでサクラを雇わなきゃいけないくらいということか。

そのアーティストの公式サイトをのぞいてみると、その日のライブは「チケット完売」と書かれていた。次の日も「チケット完売」。この日もサクラを雇ったのだろうか。

私はこの話を聞いて以来、音楽業界のランキングだとか、なんとか賞受賞だとかいう話はまったく信じられなくなってしまったよ。

スポンサーサイト

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://rencadiary.blog14.fc2.com/tb.php/9-24ab01f3