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役者魂

NHKのトップランナー、寺島しのぶの回を見た。
別にファンってわけじゃないし、彼女の演技をちゃんと見たことがあるわけでもない。

でも、演技力には前々から定評があるし、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞し、国際的にも認められたしで、どんな女優さんなんだろうという興味はあった。

で、見てみた。

映画「赤目四十八滝心中未遂」と「ヴァイブレータ」のシーンが映し出される。なんでもないシーンなのに目が離せない。いい表情をする。演技というより、役の人物が生きてそこに存在してるみたい。

これらの出演作を見てみたいという気にさせられる。いかにも演じてますじゃなくて、呼吸するように演じる役者さんというのは私の中ではかなりポイント高い。

「ヴァイブレータ」ではご飯を食べずにスナック菓子ばかり食べている拒食症の女性の役を演じたが、撮影期間中は自分もご飯を食べるよりスナック菓子がおいしくてそればかり食べていたという。

演じている間は役に入り込み、夢とうつつの間をさまよっているような状態になるらしい。夫の存在も目に入らなくなってしまう、ひどいですよねと寺島は言うが、ダンナさんはそういう妻との生活を結構楽しんでいるようだ。
ええですなあ包容力のある人で。

「赤目~」の方は原作を読んだ時に電流が走ったようになって、この役を演じたいと思いつめ、何を思ったか本にはさみこんである愛読者カードに「私にこの役を演じさせてください」と書いて出版社に送ってしまった。

編集者がまたグッジョブで、ちゃんとそのカードを原作者に届けたという。何年か経ち、この作品が映画化されることになって、ヒロインのキャストが決まらず困っている監督に、原作者がそういえばこんなカードを以前もらったよと言い、えっ、寺島しのぶがこの役やりたがってたの? ってことになって、彼女のもとに役が転がり込んできたんだとか。

いや~、なにがどうなるかわかりませんね。それにしても愛読者カードにそんなこと書いて送っちゃうなんて、寺島しのぶってキュートやなあと思いましたよ。演技への情熱とか、役になりきる憑依型の役者であるところとか、「ガラスの仮面」の北島マヤみたいだな。

一番衝撃的だったのが、弟の尾上菊之助と舞台で共演した時の話。2000年のギリシャ悲劇「グリークス」(蜷川幸雄演出)がそれだが、姉弟で愛し合う設定で、キスシーンがあった。
リハーサルの時からガッと(キスシーンを)いったら、周りがギョッとなり、蜷川幸雄が「おまえら異常だ!」と叫んだという。

うははっ(^^;)

だったら実の姉弟をキャスティングすんなよ~と誰もツッコまんかったんかい。

寺島しのぶが言うには、自分も平気だったけど、弟の方がもっと平気だった。なぜなら、弟は歌舞伎でよく父親と恋人同士の役を演じてるから。

はあぁ~、そんなもんなのかね~。さすが役者やな。役者バカやな姉も弟も。と感心してたら、たまたま2階から降りてきてそこだけ見ていた息子が、「あり得ん!! きょうだいやろ?」とソファでうたたねしてる妹を振り返り、「○○(妹の名)となんてあり得ん!! オヤジとなんて、もっとあり得ん!!!!」

そこでいや待てよ……と考え込む。

「オヤジとよりは、まだ○○の方がマシかもしれん……」

何を選んでる(^^;)

ないから。キミの人生でこの先、そういう選択をする機会は巡ってこないから。
っていうか、歌舞伎でキスはないと思うぞ。

で、まあ、うちのアホ息子の話は置いといて寺島しのぶの話に戻ると、ベルリンで銀熊賞を獲った「キャタピラー」の役については、台本を2~3ページ読んだところで、もう絶対これを演じたい!! と思ったそうですよ。そんなふうに感じる台本に巡り合うことは人生に何度もない、と。

そうだろうなあ。

ヘビーな内容みたいだけど、見てみたいなあ。

これから寺島しのぶにはちょっと注目していこうと思っておりますよ。
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[ 2010/06/22 ] 倉庫4 | TB(0) | CM(0)

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