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スピンを楽しもう23 ~レベル判定をしてみよう(女子FS解説編)~

2016年ボストン世界選手権女子FSより、スピン3つともレベル4(コンビネーションの場合はそれに加えて3基本姿勢入り)だった16名から、SPで取り上げなかった選手やFSで構成を変えている選手など、7人の例を挙げて解説します。

その前に、いくつかデータを。
◆SP、FS共にレベル4だった選手(11名)
メドベージェワ、ワグナー、ポゴリラヤ、宮原、ラジオノワ、浅田、長洲、ジジュン、ツルシンバエワ、チャートランド、ツーチュワン・チャオ

◆SPとは構成を変えている選手9名(レベル4が獲れていない選手も含む)。
基礎点の高い順から(左がSP、右がFS)。

本郷 9.40、10.20
ツルシンバエワ 9.40、10.20
ライチョヴァー 9.40、10.20
---
ワグナー 9.20、10.00
チャートランド 9.20、10.00
---
メドベージェワ 9.40、FS9.70 
ポゴリラヤ 9.40、9.70
ラジオノワ 9.40、9.70
---
ヴォリーズ 9.20、9.70

このうち、SP、FS共にレベル4だったのはツルシンバエワのみ。

ほとんどの選手が基礎点が2.70と他のスピンに比べて低いレイバックスピンをFSでは外して、代わりに基礎点3.50のフライングの足換えコンビネーションスピンに替えてきているのですが、面白いのはロシア女子3人とオランダのヴォリーズのみがレイバックスピンはそのままで、フライングキャメルスピン(またはフライングシットスピン)をフライングの足換えコンビネーションスピンに替えてきているということです。

レイバックスピンによほどの自信があるということですね。確かにメドヴェージェワ選手のFSのレイバックスピンは1.43の加点がついて、結果的に4.13とフライングの足換えコンビネーションスピンの基礎点3.50を上回る得点を稼いでいます。

ではいつものように前準備から。

【FSのルール】※男子と同じです。
最大3つのスピンを含まなければならない。
1)コンビネーションスピン(基本姿勢が複数含まれるもの)
2)フライングスピン(例:フライングシット)またはフライングエントランスのスピン(例:バタフライやデスドロップなどで始まるもの)
3)単一姿勢のスピン

※1)は通常は基本姿勢を3つとも入れてくる選手ばかりなので、シット、キャメル、アップライトの姿勢が入っていると思っておけばいいです。
※全てのスピンは異なる性質のものでなければならない(たとえば3)でキャメルスピンをやり、2)でフライングエントランスのキャメルスピンをやると、キャメルが被ってしまうのでダメ。1)の一部にキャメル姿勢を入れるのはアリ)。

【用意するもの】
・ペンと紙
テクニカルパネルハンドブック(2015-2016シーズン版)
コミュニケーション(同上)
2016年ボストン世界選手権リザルト
女子FSプロトコル
・スピン表記の見方


【YouTube再生速度の調節方法】
画面右下の歯車マークをクリックし、「速度」を変える。ノーマル速度で流れを見た方がわかりやすい場合もあるので臨機応変に。

【解説の注意点】
※丸数字はレベルです。①-②-③-④と1つずつ増えていきます。
レベルを獲った順番に書いていますが、いろんなことを同時にやっていて、獲る順番が前後しているものについては試行錯誤しつつ書いているので、同じことでも違う順番で書いているかもしれません。大差ないので見逃してください(笑)
※「+チェンジエッジ」「+8回転」などと頭に+を付けて書いてあるものは、同じ姿勢でそれをやっているということです。
※(シット基本形-キャメル基本形-US)のように( )でくくっているものは、それらを全部やれば1つレベルが獲れるということです。
※回転数はレベルが獲れる必要最低回転数を書いています。たとえば多めに回っていても、2回転した時点でレベルが獲れていれば「2回転」としています。
難ポジションかどうかといったことには関係なく、姿勢の認定には原則として連続した2回転が必要です。
難ポジションとは、頭、腕、手、足などの動きが大きな柔軟性を要し、体幹のバランスに影響を与える姿勢のことです。
シットはフリーレッグの位置(前・横・後)、キャメルは肩のライン(平行・垂直・垂直より上)、アップライトは上体の位置(前・真っ直ぐか横・後)によりカテゴリ分けされていますが、選手によって手やフリーレッグなどの動きが違います。
レイバックはアップライトに含まれます。
※難ポジションでないものは便宜上、「基本形」と呼んでいます。基本姿勢(シット、キャメル、アップライトの3つ)とごっちゃにならないようにしてください。

・レベル特徴など、詳しくはこちらを(解説目次)→http://rencadiary.blog14.fc2.com/blog-entry-469.html

コンビネーションスピンの「3基本姿勢入り」は全部共通なので、それぞれ書くのを省略しますね。

【エフゲニア・メドベージェワ】
FCCoSp3p4(フライングチェンジフットコンビネーションスピン)跳んで始める足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/C17aEZT9OXA?t=1m29s

難フライング(フライングシット)①-SF(シットフォワード)②-足換え-(キャメル基本形-SF(シットフォワード)-US(アップライトストレート)③)④

①と②空中でシット姿勢を取るフライングシット、着氷後2回転以内に基本姿勢に達し2回転保持することでレベル獲得。この場合はSFで2回転しているので、同時に難ポジションとしてもレベルが獲れます
足換え(足換えのあるスピンでは片足で獲れるレベルは2つまで。2つ獲ったので足換えを行います)。
③USという難ポジションで2回転。
足換え後にキャメル、シット、アップライトの3つの基本姿勢を全部やったのでレベル獲得。
足換え後のSFは難ポジションではありますが、既に足換え前にレベルを獲っているため、ここでは難ポジションとしてのレベルは獲れません。基本形でもいいところを難ポジションにすることで加点を狙っているのだと思います。


CCoSp3p4(チェンジフットコンビネーションスピン)足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/C17aEZT9OXA?t=4m7s

キャメル基本形-CS(キャメルサイドウェイズ①-CF(キャメルフォワード)-アップライト基本形-足換え-SS(シットサイドウェイズ)③-NBP(ノンベーシックポジション)④

キャメル基本形からスピンを始め、キャッチフットしてCF(肩のラインが氷面に平行)のような姿勢を取りますが、後でもっと明確なCFが来ますし、ここでは2回転未満なのでCFではないと思えばいいでしょう。
①肩のラインが氷面に垂直なCSという難ポジションで2回転。通称ドーナツスピン。
この後、アップライト基本形で2回転していますが、コンビネーションスピン全体に基本姿勢を3つ入れるためのものです。
足換え。
③フリーレッグを横に置いたSSという難ポジションで2回転。
3つの基本姿勢(シット、キャメル、アップライト)のどれにも当てはまらないのでNBP(非基本姿勢)です。
シットというには腿が氷面と平行になるほど腰が落ちていない。
キャメルはフリーレッグを後方に上げるので除外。
アップライトは膝が真っ直ぐかやや曲げる程度でないといけないのですが、これは「く」の字に曲がっているのでアップライトではない。
よってNBPとなります。とても珍しい姿勢ですね。


LSp4(レイバックスピン)背中をアーチ型に反らせるスピン
https://youtu.be/C17aEZT9OXA?t=4m26s

(UL(アップライトレイバック)のサイド→バック(ヘアカッター②)+8回転③)①ーUB(アップライトビールマン)④

これはSPとまったく同じですね。コピペで失礼。

①まず、UL特有のレベルの獲り方として、バック(頭と肩を後に反らせ、背中をアーチ型にした姿勢)からサイド(頭と肩が横に傾き、背中をアーチ型にした姿勢)への姿勢変更、またはその反対の組み合わせがあります。必須回転数は各2回転サイドやバック自体は難ポジションではないので、単体で2回転しただけではレベルは獲れません。
この場合はサイドからバックへの姿勢変更です。

②バックをULの難ポジションであるヘアカッター(フリーレッグをつかんで頭の近くに引き寄せる)にすることで、2回転した時点でさらにレベルが獲れます。
サイド→バックでレベル1つ。ヘアカッターという難ポジションで2回転してレベル1つ。同時に獲れるので①と②の順番は逆でもいいんですが、まずはサイド→バックからのレベル獲りを開始しているので上のように書きました。

③ヘアカッターでレベルを獲った後、更に6回転して合計8回転したところでまたレベルが獲れます。

④最後にフリーレッグを後方から頭より高く頭のてっぺん方向に引き上げ、回転軸近くに位置させるビールマンという難ポジションで2回転。



【アシュリー・ワグナー】
FSSp4(フライングシットスピン)跳んで始めるシットだけのスピン
https://youtu.be/gouttBMz-UM?t=1m39s

これはSPと同じですね。

難フライングエントランス(デスドロップ)①-SF(シットフォワード)②+8回転③-SB(シットビハインド)④

アクセルジャンプを跳ぶようにして上に向かって跳ぶデスドロップ着氷後、2回転以内に基本姿勢(この場合シットの難ポジションであるSF)で2回転保持することで②同時に難ポジションとしてもレベルを獲っています。
③さらに6回転して合計8回転。
フリーレッグを後方にしたSBという難ポジションで2回転。


CCoSp3p4(チェンジフットコンビネーションスピン)足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/gouttBMz-UM?t=1m48s

難エントランス(イリュージョン)-SF(シットフォワード)①-NBP(非基本姿勢)②-足換え-(シット基本形-CF(キャメルフォワード)④)③

レベル特徴が5つ入っていますね。イリュージョン後、ただちに基本姿勢で2回転保持すると難エントランスとしての要件はクリアします。この場合はSFで2回転しています。でもこれはSPでラジオノワ選手などの例を見てきたように、レベル獲得目的ではなく加点狙いでしょう。
①フリーレッグを前にしたSFという難ポジションで2回転。

【2016/10/20追記】---
すみません。訂正します。

難エントランス(イリュージョン)①-シット基本形-NBP(非基本姿勢)②-足換え-(シット基本形-CF(キャメルフォワード)④)③


難エントランスはまだこのプログラムの中では使っていないレベル特徴なので、これでレベルを獲っていますね。
正しくはこうです。
①難エントランス(イリュージョン)からシット基本形で2回転。

このシット姿勢はSFではありませんね。第一、SFは既にこの前のFSSpでレベルを獲っています。それにこのシット姿勢はキャノンボールに似ていますが、上体をひねったりして体幹に影響を与える姿勢ではないので難ポジションとは認定されないと思います。
失礼しました。なんで間違えたんだろう???
---------

②基本姿勢の定義に当てはまらないNBPの難ポジションで2回転。
足換え。
③シット基本形からフリーレッグを軸足の後でつかんだまま立ち上がり、CFのポジションまで姿勢変更をしています。
「足を換えずに行う難しい姿勢変更」に当てはまると思います。
あまり見られない珍しいレベル特徴です。

テクニカルパネルハンドブックP13参照。
・ある基本姿勢から別の基本姿勢へ、非基本姿勢を確立せずに(2回転しないという意味)行う。
・かなりの力、技術、コントロールが必要。
・姿勢変更中は連続的な動作を行わないといけない。
・ジャンプで姿勢変更を行ってはいけない。
・変更前後の基本姿勢はそれぞれ2回転必要。

詳しくはこちら→http://rencadiary.blog14.fc2.com/blog-entry-473.html

④肩のラインが氷面に平行なCFという難ポジションで2回転。


FCCoSp3p4(フライングチェンジフットコンビネーションスピン)跳んで始める足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/gouttBMz-UM?t=4m22s

フライングキャメル-キャメル基本形-CU(キャメルアップワード)①-ジャンプ足換え②-SS(シットサイドウェイズ)③-足換え-US(アップライトストレート)④

男子のミハル・ブレジナ選手もやっていましたが、足換えを2回やる構成ですね。

フライングキャメル。着氷して2回転以内にキャメルで2回転保持。ただし難しいフライングではないのでレベルは獲れませんし、すでにFSSpで難フライングエントランスでレベルを獲っているので、これが例えばバタフライであったとしてもどっちみちレベルは獲れません。

①肩のラインが氷面に垂直よりさらに上にひねるCUという難ポジションで2回転。
②ジャンプによる足換え。ジャンプ前に基本姿勢か非基本姿勢で2回転、着氷後2回転以内に基本姿勢で2回転必要。ジャンプ前に基本姿勢のキャメルで2回転、ジャンプ後に基本姿勢のシットで2回転しているので要件はクリアしています。
このレベルは足換え後の足(右足)のレベルとしてカウントされます。
③フリーレッグを横に置いたSSという難ポジションで2回転。
足換えをして、最初の足(左足)に戻します。左足ではレベルを1つしか獲っていないので、まだあと1つ獲れるのです。
④上体を真っ直ぐにしたUSという難ポジションで2回転。



【アンナ・ポゴリラヤ】
FCCoSp3p4(フライングチェンジフットコンビネーションスピン)跳んで始める足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/3DAxActZmnc?t=2m18s

難フライングエントランス(スリーターンからのバタフライ)①-キャメル基本形-NBP(非基本姿勢)②-足換え-SS(シットサイドウェイズ)③-SB(シットビハインド)④-アップライト基本形

①バタフライ着氷後、2回転以内にキャメルで2回転保持。
ウィンドミルというNBPの難ポジションで3回転
足換え。
③フリーレッグを横に置いたSSという難ポジションで2回転。フリーレッグを水平に上げているところが珍しいですね。
④フリーレッグを後に位置したSBという難ポジションで2回転。
最後のアップライト基本形はコンビネーションスピンに3つの基本姿勢を入れるためのものです。


CCoSp3p4(チェンジフットコンビネーションスピン)足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/3DAxActZmnc?t=3m59s

キャメル基本形-UF(アップライトフォワード)①-SF(シットフォワード)②-足換え-(キャメル基本形-SF(シットフォワード)-US(アップライトストレート)④)③

キャメル基本形からスピンを始めます。
①上体を前に倒したUFという難ポジションで2回転。NBPでこんな姿勢がありますが、膝が伸びているし、NBPでは既にFCCoSpの中のウィンドミルでレベルを獲っているので、これはNBPではありませんね。
②フリーレッグを前にしたSFという難ポジションで2回転。
足換え。
③上体を真っ直ぐにしたUSという難ポジションで2回転。
④同時に、足換え後にキャメル、シット、アップライトの3基本姿勢全部をやったのでレベル獲得。
ここでのSFは足換え前に既に難ポジションでレベルを獲っているので、ここでは獲れません。
(以前に書いた「足換え後3基本姿勢」と丸数字の順番が違うかもしれないけど…まあいいか(´∀`*;)ゞ)


LSp4(レイバックスピン)背中をアーチ型に反らせるスピン
https://youtu.be/3DAxActZmnc?t=4m18s

難エントランス(イリュージョン)①-(UL(アップライトレイバック)のサイド→バック(ヘアカッター)③)②-UB(アップライトビールマン)④

①イリュージョンを1回やって、ただちにアップライトで2回転保持。
②サイド→バックの姿勢変更。2回転ずつ。
③バックをヘアカッターという難ポジションにすることで同時にレベル獲得。
ヘアカッターはバックでもサイドでも、要はキャッチフットしてフリーレッグを頭に近づけているものはすべてそう呼びます。
④UBという難ポジションで2回転。


【グレイシー・ゴールド】
FCSp4(フライングキャメルスピン)跳んで始めるキャメルだけのスピン
https://youtu.be/63xMBs_lto8?t=2m28s

難フライングエントランス(バタフライ)①-CU(キャメルアップワード)②-CF(キャメルフォワード)③+チェンジエッジ④

①バタフライ着氷後、2回転以内にCUで2回転。
②同時に肩のラインが氷面に垂直よりさらに上にひねるCUという難ポジションで2回転達成したことになりレベル獲得。
③肩のラインが氷面に平行なCFという難ポジションで2回転。
④チェンジエッジ。前後で2回転ずつ必要。


LSp4(レイバックスピン)背中をアーチ型に反らせるスピン
https://youtu.be/63xMBs_lto8?t=4m23s

(UL(アップライトレイバック)のサイド→バック(ヘアカッター)②+8回転③)①-UB(アップライトビールマン)④

①サイド→バックの姿勢変更。2回転ずつ。
②そのうちバックをヘアカッターという難ポジションにすることで同時にレベル獲得。
③さらに6回転して合計8回転まで回る。
④UBという難ポジションで2回転。


CCoSp3p4(チェンジフットコンビネーションスピン)足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/63xMBs_lto8?t=4m39s

キャメル基本形-SF(シットフォワード)①-US(アップライトストレート)②-足換え-SS(シットサイドウェイズ)③-SB(シットビハインド)④-アップライト基本形

キャメル基本形でスピンを始めます。
①フリーレッグを前にしたSFという難ポジションで2回転。
②上体を真っ直ぐにしたUSという難ポジションで2回転。
足換え。
③フリーレッグを横に置いたSSという難ポジションで2回転。
④フリーレッグを後に位置したSBという難ポジションで2回転。
最後のアップライトは締めくくりです。


【ジジュン・リー】
FCSp4(フライングキャメルスピン)跳んで入るキャメルだけのスピン
https://youtu.be/4onv6SZTYko?t=1m48s

難フライングエントランス(トウアラビアン連続からのバタフライ)①-キャメル基本形-CU(キャメルアップワード)②+チェンジエッジ③-CF(キャメルフォワード)④

①トウアラビアンを2回ほどやって、バタフライ着氷後、2回転以内にキャメルで2回転保持。
②肩のラインを氷面に垂直よりさらに上にひねるCUという難ポジションで2回転。
③チェンジエッジ。エッジの変更前後に2回転ずつ必要。キャメル基本形でかかと方向へ2回転、チェンジエッジしてCUでつま先方向へ2回転しています。
④肩のラインが氷面に平行なCFという難ポジションで2回転。


CCoSp3p4(チェンジフットコンビネーションスピン)足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/4onv6SZTYko?t=3m54s

キャメル基本形-NBP(非基本姿勢)①-SB(シットビハインド)②-足換え-SF(シットフォワード)③-US(アップライトストレート)④

キャメル基本形でスピンを始めます。
①基本姿勢(シット、キャメル、アップライト)のどれにも当てはまらないNBPの難ポジションで2回転。
②フリーレッグを後に位置したSBという難ポジションで2回転。
足換え。
③フリーレッグを前にしたSFという難ポジションで2回転。
④上体を真っ直ぐにしたUSという難ポジションで2回転。


LSp4(レイバックスピン)背中をアーチ型に反らせるスピン
https://youtu.be/4onv6SZTYko?t=4m18s

難エントランス(イリュージョン)①-(UL(アップライトレイバック)のバック→サイド)②-ヘアカッター③-UB(アップライトビールマン)④

①イリュージョンをして、ただちにアップライトで2回転保持。
②バック→サイドへの姿勢変更。2回転ずつ。
③サイドの姿勢のままヘアカッターという難ポジションで2回転。
④UBという難ポジションで2回転。
片手ビールマンは個性的ですね。



【エリザベート・ツルシンバエワ】
FCSp4(フライングキャメルスピン)跳んで始めるキャメルだけのスピン
https://youtu.be/NxIxaKLFftM?t=1m43s

難フライングエントランス(バタフライ)①-キャメル基本形-CS(キャメルサイドウェイズ)②+チェンジエッジ③-CF(キャメルフォワード)④

①バタフライをやって、着氷後2回転以内にキャメル基本形で2回転。
②肩のラインが氷面に垂直なCSという難ポジションで2回転。
③チェンジエッジ。かかと方向からつま先方向へ。前後に2回転必要。
④肩のラインが氷面に平行なCFという難ポジションで2回転。


CCoSp3p4(チェンジフットコンビネーションスピン)足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/NxIxaKLFftM?t=1m58s

CU(キャメルアップワード)①-NBP(非基本姿勢)②-アップライト基本形-足換えーSS(シットサイドウェイズ)③-SB(シットビハインド)④

キャメル基本形でスピンを始めているのですが、1回転したところですぐにCUに移行しています。
①肩のラインを氷面に垂直よりさらに上にひねるCUという難ポジションで2回転。
②ウィンドミルというNBPの難ポジションで3回転。
足換え。
③フリーレッグを横に置いたSSという難ポジションで2回転。
④フリーレッグを後に位置したSBという難ポジションで2回転。


FCCoSp3p4(フライングチェンジフットコンビネーションスピン)跳んで始める足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/NxIxaKLFftM?t=4m7s

フライングキャメル-キャメル基本形-SF(シットフォワード)①-US(アップライトストレート)②-アップライト基本形ー足換えーUL(ヘアカッター)③-UB(アップライトビールマン)④

フライングキャメル着氷後、2回転以内にキャメル基本形で2回転保持でフライングエントランス達成。ただし難しいフライングではないのでレベルは獲れず、フライングスピンであると認定されるだけです。
①フリーレッグを前にしたSFという難ポジションで2回転。
②上体を真っ直ぐにしたUSという難ポジションで2回転。
アップライト基本形で姿勢を整えます。
足換え。
③ULのサイド姿勢から開始するのですが、2回転する前にバック姿勢のヘアカッターに移行しているように見えます。
難ポジションのヘアカッターで2回転。
④UBという難ポジションで2回転。

SPでは単独で行っていたレイバックスピンをFSではコンビネーションスピンの中に組み込むパターン。こういう選手もよくいます。



【アレイン・チャートランド】
FCCoSp3p4(フライングチェンジフットコンビネーションスピン)跳んで始める足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/Hfn9K-yp4rQ?t=1m59s

フライングキャメル-キャメル基本形-CU(キャメルアップワード)①-CF(キャメルフォワード)②-足換えーSS(シットサイドウェイズ)③-UF(アップライトフォワード)④

フライングキャメルで着氷後、2回転以内にCUで2回転。
①肩のラインを氷面に垂直よりさらに上にひねるCUという難ポジションで2回転。
②肩のラインを氷面に平行にしたCFという難ポジションで2回転。
足換え。
③フリーレッグを横に置いたSSという難ポジションで2回転。
④上体を前に倒したUFという難ポジションで2回転。


FCSSp4
(フライングチェンジフットシットスピン)跳んで始める足換えありのシットだけのスピン
https://youtu.be/Hfn9K-yp4rQ?t=4m9s

難フライングエントランス(デスドロップ)①-SF(シットフォワード)②-足換えーSB(シットビハインド)③+8回転④

フライングの単一姿勢のスピンで足換えを入れているのはチャートランド選手だけのようですね。基礎点は足換えのないFSSp4と変わらず3.00です。

①バタフライに似ていますが踏切の仕方がデスドロップですね。着氷後2回転以内にSFで2回転。
②同時にフリーレッグを前にしたSFという難ポジションで2回転したことになり、レベル獲得。
この姿勢もとても変わった姿勢ですね。SSかと思ったのですが、SSはこの前のスピンで入れていますし、フリーレッグの位置が軸足の上で前に突き出しているのでSFになると思います。
足換え。
③フリーレッグを後に位置したSBという難ポジションで2回転。
④プラス6回転して合計8回転。


CCoSp3p4(チェンジフットコンビネーションスピン)足換えありのコンビネーションスピン
https://youtu.be/Hfn9K-yp4rQ?t=4m28s

キャメル基本形-NBP(非基本姿勢)①-シット基本形-同足ジャンプ②-シット基本形ー足換えーUL基本形(サイド)-ヘアカッター③+チェンジエッジ④

これも珍しいパターンです。

キャメル基本形でスピンを始めます。
①ウィンドミルというNBPの難ポジションで3回転。
②ジャンプして同じ足で着氷。ジャンプ前後にシット基本形で2回転ずつ。
足換え。
UL基本形(この場合はサイド)の後、
③ヘアカッターという難ポジションで2回転。
④チェンジエッジ。前後に2回転ずつ必要。
SPのレイバックスピンでやっていた、ヘアカッターでチェンジエッジという構成を入れています。


***

以上で世界選手権の男子と女子を一通り見てきました。

同じ説明を何度も何度も読まされてうんざりすることもあったかもしれませんが、繰り返し目にしているとイヤでも覚えてしまうので、それが狙いです(v´∀`*)

少しでもレベル判定のハードルが低くなって、面白さが伝わればいいのですが。

あとは、レベルを落とした場合の原因の探り方をやって、一応この連載は終わりにします。

次のシーズンが始まる前になんとかしたい!

では次の記事でまたお会いしましょう(*´∇`)ノ

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[ 2016/05/29 ] スピンを楽しもう | TB(-) | CM(0)

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