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全日本フィギュア観戦記 22日女子SP

引き続き、22日の観戦記を。またしても無駄に長文なので女子SPと男子FSに分けたけど、それでも長いわ。お時間のある方だけ(^^;)

試合結果&プロトコル→http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/index.htm

この日は東京在住の真央ファンの友人と昼食をとったあと、一緒に観戦。

またも快晴! スケート日和。

21日より人が多いと感じた。18000人以上だったとか。

さいたま新都心駅からさいたまスーパーアリーナに向かう途中、怪しげな男が人の流れに逆らうように立っていて、「チケットありますか?」と聞いてくる。ダフ屋め、地獄に堕ちるのじゃ( ゚Д゚)㌦ァ!!

この日は前日とは違い、高橋選手のグッズは会場の外で売っていた。混雑するからかしらん。

13:30頃だったかな、開場時間になり、チケットもぎりのスタッフに向かって行列の中を進んでいくと、左手に建物を背にして、A4くらいの黄色い紙に黒字で「公正なジャッジを」と印刷されたビラ(?)を持った中年女性が数人たむろしているのが目に入った。

うわ~、ようやるわ(´д`ι)

昨日は姿を見なかった。ってことは、もう意図があからさますぎて。
きれいごとを書かずに、「浅田真央の3Aを何が何でも認定しろ」「浅田真央がどんな演技でも高得点で勝たせろ」って書いた方が潔いのに。

彼女たちの不思議なところは、テクニカル・パネルの個人名は知っていても、何名で構成されていて、それぞれどんな役割を担っているか知らないこと。スペシャリストとコントローラーをごっちゃにしてたり。
普通は逆です。普通のフィギュアファンは、テクニカルの個人名は知らなくても役割を理解している。

やなもん見たな~(-"-) でも友達の手前、顔にも出せず。

さて、中に入ってしばらく行くと、通路左手のグッズ販売所の一つに人だかり。何かいいもの売ってるの? と見ればスマホを掲げている人多し。
もしやと思うと同時に、頭の向こうに黒縁眼鏡のミヤケンさん発見。あとで聞いたところによると、ファンにサインしたり握手したりしてたらしい。

トイレをすませて席に着く。5階D席。5階のトイレは2階や3階と比べると利用者が少ないせいか結構ましな混み具合だったが、階段昇り口でスタッフがチケットをチェックしているので、階をまたいでの利用はできないのかも。

22日のチケットはネットでもほとんど譲渡情報がなくて入手困難だったにも関わらず、この日もジャッジ席後方は前日と同じだけごっそり空いている。しかも黒いカバーがかかっている。なんでなん??? 開放すればいいのに。

その場で立っても後ろの席にはまったく邪魔にならないほどの段差なので、人の頭を気にせず見られる。さらにリンクから遠いのでとても気楽な雰囲気。熱気のせいもあるのか、前日観戦した3階よりさらに暖かく、最後にはセーターを脱いだほど。

私の右隣は3~4つほど、ずっと空いていた(女子が終わるころにやっと埋まった)。
自分の好きな選手のときしか見ない人も多いのかな? 初観戦なのでわからないことだらけ。

***

14:20:00より女子SP開始。
下位の選手は女子の方が男子よりレベルが高い。競技人口の差か。

リンクより天井の方が近いので、演技を味わうというよりライブ感を味わう感じ。いいんだ同じ空気の中にいれれば(´・ω・`) それにリンクの使い方がよくわかるし。

それより友人が自由すぎて…(^^;) 下位の選手の演技がもう始まろうとしているのに、いきなり「息子さんてイケメン?」と世間話を振ってくる。
やめて~ほかの人の迷惑だから(>Д< ;)

彼女は「キム・ヨナは2Aで手をついても真央ちゃんより高い点なのはおかしい」「世界中のどの女子選手も跳べない3Aはもっと爆発的に高い点にすべき」「真央ちゃんはバンクーバーであんな目に遭ったから」と発言するなど、まあその、典型的なライトファンなんですが( ;´Д`)、情報源は偏ったTVのフィギュア放送や情報番組、ネットなんだろうなあ。もっとルールを勉強してくれ。

***

第1G、本郷理華選手にスタオベ。
遠目にもダイナミックで鮮やかな滑りが目を引いた。

第2Gの終わりごろには、左隣の友人を挟んで向こうの小学3年生くらいの女の子が寝ちゃってた。かわいい。長丁場だからなあ。
会場の入りは八分くらい。

第4G、宮原知子選手にスタオベ。「戦場のメリークリスマス」、何度も見たくなるプログラム。正直、体が小さいしジャンプが低いので、彼女の演技は見栄えしないな~と以前は思ってた。それらをカバーして余りある技術と表現力。見る目がなかった。失礼しました。

今井遥選手。きれいで柔らかな滑り。ひとつひとつのポーズが美しい。苦難の道のりの末、やっと花開いた! と、会場は大盛り上がりのスタオベ。もちろん私も。


前半グループの誰の時だったか、選手が名前コールされてもう中央へ向かいかけているときに、観客席で「○○ますか?」と繰り返し男性の叫ぶ声が聞こえて、げっ、例の公正なジャッジうんぬんの人がバナーでも掲げてつまみだされるとこ?(にしては下位の選手だし)とびっくりした。

後でツイッターに流れてた情報によれば、誰か観客が倒れて救急車が呼ばれていたらしい(24日のMOIでも席の移動中に高いところから落ちて病院に運ばれた人がいたらしいし、いくつかアクシデントはあったみたいね)。


製氷を挟み、17:38:00より、いよいよ最終G(第5G)。
トップバッターは安藤美姫選手。
ここまで上ってくるとは思わなかった。すごい頑張りと身体能力だと思う。

冒頭は3T-3T。まだ母乳が出る体で3-3を跳べるように戻してくることの凄さが、悲しいかな素人の私にはまだよくわからない。でもきっと、想像するよりはるかに過酷な道程だったんだろう。

二つ目のジャンプ、3Lzが高い! 後半のステップは少し疲れが見えたけど、演技全体はノーミスだ。拍手喝采とスタオベ。会場全体が温かい雰囲気に包まれる。
この時点で5人を残して暫定2位。すごい!

***

競技者としての彼女の生き方をいろいろ言う人はいるだろう。実際、友人は昼食時のレストランの席でかなり手厳しく彼女のことを批判していた。その内容は芸能ゴシップ的で、私はそういう話題は苦手なので取り合わずにいたけど(競技と私生活は関係ないし、男女のことは当事者にしかわからないし、余計なお世話だと思う)、世間の反応は友人が示したようなものが多いのだろうなと思った。

だが、2度も世界女王に輝いたら、競技へのモチベーションが保てなくなったとしても仕方ないのではないだろうか。しかも、彼女だってもう二十代半ば、スケートも余暇も両立させる海外の選手を見ていたら、自分の競技生活に疑問を持つことだってあるだろう。

若くして引退することが当たり前の競技だけに、スケートにすべてを捧げ尽くし、何も手元に残っていない状態で残りの長い人生を生きなければならなくなることが怖くなったのかもしれない。

スケートとどう向き合うか、迷っていたときに子供を授かった。産むと決断してすべてを一人で背負い、いろいろ考えて競技生活に戻る気持ちが固まった。もしかしたら、子供を産まなければ彼女は競技に戻ることはなかったかもしれない。

無計画だって? 関係者に迷惑をかけただろうって? でも、人生って迷いと選択の連続だ。先の先まで見通して、最初からまっすぐゴールまでたどり着くことなど不可能だ。

それにマスコミはゴシップばかりを報じるけど、安藤選手が大震災の被災者やその他のことでチャリティのプロジェクトチームを立ち上げ、精力的に活動していることはなぜかまったく取り上げないんだね。
父親を誰と知らせず未婚で出産した彼女は、オヤジ思考そのもののマスコミには受け入れ難い存在なんだろうな。

もしも、彼女がスケート一筋に打ち込んでいる選手たちを凌いで五輪代表に選ばれていたとしたら…それもまた、実力だけがものを言うスポーツの世界ではアリだったんだと思う。風当たりはもっと強くなっただろうけど、その時は力いっぱい応援しただろうな。

***

脱線しちゃった。一言言いたくて(^^;)


観戦記に戻りますよ~。
次は浅田真央選手。予想はしてたけど、それ以上にものすごい歓声。
3Aを跳んだときは成功したかのような大歓声だったが、回転不足だった。

回転不足については、ツイッターでスケーターの人が言ってたけど、降りる瞬間のつま先だけ見てるんじゃなくて、入りの時から着氷ラインを予測して、それに対して実際の着氷の角度がどうだったかを見るとわかりやすい、と。
それにはたくさんの演技を見て目を慣れさせないといけないらしいけど。

目を慣らすには下位の選手の演技を見るのがいいと思う。
Jスポでいろんな大会の下位の選手の演技を見ていると、トップクラスの選手よりスピードがないせいなのか、シンプルな演技が多いからなのか、わかりやすい。

私はそのお陰でジャンプの種類を見分けられるようになったし、フリップとルッツのエッジエラーも「このフリップ、ルッツっぽい」「このルッツ、フリップっぽい」と違和感を感じるようになってきたし…。もちろん100%じゃないけど。見る目は養っておきたい。
贔屓選手のジャンプが認定されないのは不正だ! って短絡的に決めつけるイタいファンにはなりたくないよ。

それはさておき、浅田選手はジャンプもスピンもステップも素晴らしい、オールマイティーな選手に成長したのがすごいと思う。以前は教えられた振り付けをただなぞっているだけのようなところもあって、あまり表現することには関心がないのかな~もったいないな~と思ってたけど。
この「ノクターン」の内からにじみ出てくるような優美さはどうだろう。指先の一本一本にまで神経が行き届いている。

演技後、投げ込まれる花束とプレゼントのものすごさ。リンクが埋まるんじゃないかと思った(笑)

***

村上佳菜子選手。SPを2季前の「ヴァイオリン・ミューズ」に替えるということで、いい成績を残したプログラムだからきっと落ち着いて滑れるんじゃないかと期待していた。

ノーミスというだけでなく、5階席にまで熱が伝わってくるような鬼気迫る演技。スタオベした。大型モニターにくしゃくしゃの泣き顔が映ると場内爆笑。キスクラの大喜びの表情にも爆笑が続く。


ラスボス鈴木明子選手。「あっこちゃん、がんば!!」と声援を送る。彼女はやってくれる。すでに予感がしていた。

冒頭の3T+3Tはちょっとおっかなびっくりだったが、そのあとの緩急のつけ方が素晴らしい。2Aからの盛り上がりには鳥肌。編曲もうまいわ~。

最後のアップライトスピンの速さは5階席から見ても驚異的だった。会場総立ち。まさにラスボス(笑)

男子は魔物にとらわれることの多かったSPだが、女子の強いことよ。スタオベの連続だった。

終了は18:20:00。


男子FSに続く。
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[ 2014/01/13 ] フィギュアスケート雑感 | TB(-) | CM(0)

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