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BUMP石川ライブレポ その2

歌ってほしい曲をいっぱい歌ってもらえて大満足。
いいステージでした。

基本、ネタバレで行きますので、お嫌な方はここでUターンプリーズ(これから参戦する人は見ないでね。まっさらのままで行った方が絶対楽しめるので)。
いいことも悪いことも好き勝手なことをつぶやきますので、そういうのが嫌な方もここでUターンプリーズ。

ではいきます。

開演10分前くらいになって、薄いスクリーンのむこうで動きが。小さな灯りが動き、ドラムやシンバルの音、ギターの音が聞こえてくる。ちらっと聞こえたのは「リトルブレイバー」のイントロっぽかったけど違うのかな。

やがて、会場内での注意事項(前の人を押さないで、気分悪くなったら係員に言ってetc.)の女性のアナウンスが、いよいよこれが最後のアナウンスって感じであって、否が応にも気分はハイに(しかしこの人、アルバイトか? カミカミだったな(^^))。

ずっとかかっていた「ボレロ」がラストの盛り上がりから、ちゃららら~じゃん! で終わると同時に真っ暗になって、キタ━(゚∀゚)━! って感じ。心憎い演出。

「うわーーっ」「おーーーーーっ」と場内大歓声&拍手。

いきなりステージ上の大スクリーンにCGアニメが映し出される。
FFっぽくてBUMPっぽい雰囲気。
飛行船とか空飛ぶ鯨とか。手が込んでる。

しかし、BUMPいよいよキタと思ってるのに、なかなか本人たちに会えないので、ちょっと映像長いわ早く始めて欲しいわと私なんかは思ったんだけども。

おまけに、スタッフの男性2~3人がE-2ブロック前の通路をうろうろ。
しかも、その中の一人がど真ん中で仁王立ち。視界を塞いでしまう。

ちょっとちょっと何考えてんの!? ずっとここに居座るつもり!?
視界を遮らないよう腰をかがめて歩くとか、邪魔にならないような場所で見るとかの心配りはないんかい。

他の観客も、「どいて、どいてっ」「KY」と仲間内で言ってたし(←いやそりゃ、なかなか直接は言えないよね)。
初めの間、この人たちが目の前に立ったりうろうろしたりするので、すごく気が散ってしまった。
いつの間にかいなくなったから良かったんだけども。
アルバイトじゃなくてツアー同行のスタッフみたいだったけど、もっと考えてほしい。

さて、そんなんで映像に集中できず、どういう流れだったかよく覚えてないんだけど、最後で鳥(鳥型のグライダー?)がこっちへ向かってパッと飛び立つと、観客の上空を飛ぶ映像が流れて、見ている者はおおっとなった。

すごくいい導入だったと思う。

予想どおり、最初の曲は「三ツ星カルテット」。もはやBUMPのテーマ曲だもんな。
薄いスクリーンが降りたままで、はっきりメンバーの姿が見えないのがもどかしい。

ギターを掲げる藤くんのシルエット!! 興奮する。歓声と拍手が一段と高く。

前方ブロックの機材の中に、スクリーンの中をカメラで撮ってるのを映したモニタがあり、それをチラチラ見ながらステージを見る。モニタではっきり顔が見えたけど、やっぱりナマで見るほうがいいもんな。どんなに遠くても。
(E-2から見る藤くんの顔は5ミリくらい。表情なんてとても見えなかった)

スクリーンはステージ上の大きいのと、左右上方にやや小さいのがあった。
左右上方のは、最初のうちは効果を考えてかモノクロだったけど、遠くてよく見えない人のためにカラーで映してほしかったな。

前半のセトリはこんな感じ。

1.三ツ星カルテット
2.宇宙飛行士への手紙
3.分別奮闘記
4.ゼロ
5.Stage of the ground
6.友達の唄
7.Smile
8.グッドラック
9.ハルジオン

「ゼロ」はメインディッシュみたいな曲だから、もっと後の、場内の温度が上がった頃にやった方がよかったな。
音がちょっと割れてたのが気になった。

「Stage of the ground」でガーッと盛り上がって、「友達の唄」ではしみじみと聴き入って。
ほんと、泣きそうになった。

「Smile」はみんな静かに聴いていた。
ステージ上のスクリーンにモノクロで映し出されていた花の写真が、だんだんと色づき、生の躍動感を帯びてゆく。
そのあたりになっても、観客が動かない。

ここは演奏も激しく盛り上がっていき、「Smile」という曲のロックな部分が剥き出しになっていくところだから、手を挙げたって、体を動かしたっていいんじゃないのかなと思うんだけど。
この曲は復興支援のために作られた、被災者の想いに寄り添う曲だから、もしかしたら静かに拝聴しないといけないと思ってる?

もっと観客の側からもアピールしてもいいと私は思う。いやむしろ、するべきだと。
どの曲でも、「ちゃんと届いてるよ」「この曲好きだよ」「聴き込んでるよ」っていうのを伝えられたら、BUMPも嬉しいと思うんだけども。よく言われるように北陸の観客はおとなしいからなのか、それともBUMPファンじたいがおとなしいのかな。

次に歌った「グッドラック」で、「金沢」の地名を盛り込んだのも、もっと盛り上がってほしい、まだ足りないっていう藤くんの想いの現れじゃないかなと思ったんだけども。

さて、9曲目の「ハルジオン」が終わったあと、この日最大のサプライズが起こった。
突然、メンバーがステージを降りだしたのだ。
観客と握手を交わしたりして歩いていく。もしかしてすべてのブロックを回っての観客サービスか? と思いきや、右後方で騒ぐ声がする。
振り返ると、なんと、ブロック後方に小さなステージがしつらえており、スタッフがギターをステージに上げているのが見える。

まさか…まさか…。

そう、そのまさかだったんですよ。

このブロック図、黒く塗りつぶしてあるところは機材なんだろうなとは思ってたんだけど、F-2の右にある小さなスペースがまさかライブステージだったとは誰も思うめえ。
ブロック表

もうみんなパニックですよ。キャーキャーいう声やら歓声やら拍手やら。メンバーが上に上がったら半狂乱だったよ。
さすがBUMP! とも思った。

最初のMCのとき、チャマが「後ろの方の人から見たら、俺の顔なんて豆粒みたいでしょ? でも大丈夫。外のグッズ売り場にいる、チケット買えなかった人にも届けるつもりでいるから。だから後ろにいる人なんて全然届くから」って言ってたことは本当だったなと。ちゃんと後ろの人のことも考えてくれてるなと。

ライブハウスツアーでかなりの人がチケット取れなかったことを思って、こういう形でライブハウスっぽいステージも考えてくれたのかも。

スクリーンに映された凝った映像とか、分厚く重ねられた音とか、そんなのはなくても、いやむしろ、メンバーが奏でるシンプルな音だけで歌うステージ、それこそがBUMPの真骨頂なんだ。これが彼らの原点なんだと思った。

この即席ライブステージで歌ってくれた曲は2曲。

10.車輪の唄
11.sailing day

「車輪の唄」、めっちゃ好きな曲だけに、死ぬほど嬉しかった。感動した。
ギターの音色がまた優しくて。
「sailing day」も、歌いだしは拳を掲げた藤くんのアカペラから入る変則的な形で、ライブ感いっぱい。

MCもこのステージ上でやってくれた。
昨夜、金沢で何を食べたかの話。
ヒロが食べたのは「のどぐろ」という魚。文字どおり喉が黒いのでこう呼ばれる。けっこういいお値段の魚です。いいところへ連れてってもらったのかな。社長の奢りかな~。

藤くんが食べたのは「べちゃべちゃしたやつ」
えーっ、何ソレ? な反応に、誰かが助け舟を出し、「治部煮」と言い直す(金沢の伝統的な郷土料理。小麦粉でとろみをつけた鶏肉と野菜の汁気の多い煮物)。

そういや、水のはいったペットボトルだかプラカップだかもヒロやチャマが投げてたな。藤くんとヒデはどうだったか覚えてないや。

小ライブが終わり、メンバーがステージを降りる。小ステージに集まっていた人たちも、またもとの場所に戻る。
あっ、しまった。しっかり最前列を取られている。仕方ないので前から4番目くらいのところで、人の頭の間からステージを覗く。ほとんど見えず(´;ω;`)

後半のセトリ。

12.星の鳥
これはスクリーンに星を背景にモールス信号のような光が映って流れていた。メンバーが前のステージに戻るまでのつなぎみたいな感じ。

13.メーデー
14.イノセント
15.supernova
16.beautiful glider
17.カルマ
18.天体観測

「もう残すところあと数曲」と「supernova」だったか「beautiful glider」だったかの前に藤くんが告げて初めて、もうそんな時間か、あっという間だったなと驚いた。

藤くんはライブで歌詞を変えるってのは聞いてたけど、やっぱりこのライブでも、いろいろ変えてた。
観客との一体感を作り出すような感じで。
歌い方も、音階をちょっと変えたり、間を取ったり、長く伸ばしてみたり。

どれも、自分で曲を作っている人ならではのアレンジだった。

「beautiful glider」はそれまでさほど好きというわけではない曲だったけど、まるで語りかけるような感じで、思わず泣きそうに。
歌詞のひとつひとつがしみた。

「カルマ」も「天体観測」もものすごく盛り上がった。

いったんメンバーが引っ込んで、手拍子によるアンコール。
BUMPのアンコールって、やり方は決まってないのかな。
しばらくして、「アンコール、アンコール」の掛け声が起こり、みんな唱和する。
そのうち、「supernova」で合唱した「ランラ~ララーラ~…」の合唱が前の方で湧き上がり始め、またみんなで大合唱。
そうこうするうち、メンバー再登場。

19.ダンデライオン
20.ガラスのブルース

「ガラスのブルース」は絶対やると思ってた。途中、藤くんとの掛け合いで観客が歌うパートもしっかり歌えた。幸せ。

もうこれで終わりかな~、もしかしてもう1曲くらいやってくれるかなと思ってたら、藤くんが後ろを向いてメンバーと打ち合わせをしている。
観客席で何人かが「DANNY」と叫ぶ。
「DANNY」か。「DANNY」もいいけど。歌ってほしい曲がまだまだありすぎる。

そして始まったのは、

21.K

後で娘が「アンコールは3曲とも動物の唄だったね」と言ったけど、そう言われてみればそうだ。別に狙ったわけじゃないだろうけど。

どこでだったか、後半だったけど、MCやりながら歌う準備してる藤くんが、なんか手を首に回したりキョロキョロして落ち着かない様子だったんだけど、「俺のイヤフォンが片方どっか行っちゃって」って困ってたのが可愛かった。
ヒロとチャマが近づいて両方から探してあげてたよ。

MCもね、ちょこちょこやってくれましたよ。どこで挟んだかよく覚えてないんだけど。

ヒロのMCは何回やってもグダグダだったとか、ヒデはあまりしゃべらないけど存在感あったとか、チャマのMCは茶目っ気たっぷりで、アンコール前だったか後だったか、「みんな汗かいてるでしょ。濡れたTシャツのまま帰っちゃダメだよ。風邪ひかないようにグッズのパーカーを買うといいよ。夏になって海行ってちょっと寒いときとか羽織ると便利だよ。冷房ガンガンかかってるとこでもこれは便利!」とちゃっかり営業やってたりとか。

あ、そういや、グッズとスティッチとのコラボについて、「チャマさん、なんでスティッチなんですか? って聞かれるけど、答えは好きだから。『なぜ?』って聞く人には『なぜ?(そんなこと聞くの)』って返せばいい。外国人に『Why?』って聞かれたら(両手を広げ肩をすくめて)『Why?』って返せばいい。さあみんなも一緒に練習しよう」ってこれは最初のMCでやらされたんだけど(笑)、みんなで両手を広げて「Why?」って2回やらされた。

藤くんは何度も何度も「具合の悪くなった人いない?」って気にして聞いてくれていた。「ありがとう」も何度も言ってくれていた。
ほんとに、なんでこの人の声はこんなに心に響くんだろう。歌っているときも喋っているときも。

Youtubeとかで昔のライブ映像を見ると、終わり頃には声が出ていないのもあったりして、大丈夫かなとちょっと心配してたんだけど、そんなのは杞憂でしたね。あの頃はまだ未熟だったのね。

終わり頃、ちょっと声が裏返ったり、しんどそうなときもあったけど、全体的にいい声を響かせていた。藤くん、発声とか歌唱法とかも今までずっと頑張ってきたんだろうなあ。曲を作るだけじゃなくて。

前の晩は0時におやすみ~とすぐ寝たんだけど、金沢公演は久しぶりなので、「遠足前の小学生みたいに緊張して、3時にはキーンって目が覚めて、その後眠れなかった」って言ってた。
「ライブ前にはぐったりしてたんだけど、始まったら吹っ飛びましたね」

大丈夫かと気遣う観客に、「大丈夫じゃなさそうに見えるけど、大丈夫だから。大丈夫じゃなさそうなのが俺のスペックだから。母親にも『難しい顔して生まれてきて』って言われたから」
赤ちゃん藤くんの顔見てみたい(´▽`*)
輝いてるよ~って観客に言われて、「父親にメールします。『輝いてる』って言われたって」(笑)

いじってくるお客に応えるBUMP。いいなあ。あったかいなあと思ったよ。

私は生涯最初で最後のライブになるかもしれんので、「藤く~ん!」と何度か叫んできた。夢だったんだ。ナマ藤くんに向かって「藤くん」と叫ぶのが。

一度だけ、「藤くーん」と叫んだら、しばらくおいて、「…ありがとう」と藤くんが答えてくれて、多分、距離が離れてて聞こえてなかったかもしれんし偶然なんだろうけど、まるで自分に応えてもらえたみたいで、ものすごく嬉しかった。幸せだった。

娘も、小ライブスペースでのステージのとき、「藤くん!」と叫んだら、歌う前だったので、マイクに向かってボソッと「歌うよ」って答えてくれて、前の方の人がくすくすくすっと笑ったって。そのあと、藤くん、小さな咳をして、それでまたさざなみのように笑いが起こっていた。

何をしても言っても、藤くんは可愛かった。そして、歌ってるときはものすごくカッコよかった。

そうそう、最後の最後、アンコールを終えて退場するときに、藤くんが床にあった何かにけつまずいてコケッとなったんだよね。
みんなくすくす笑って、藤くんはすみませんと言うようにスタッフに向かってぺこぺこして、そのあと飄々と去って行った。可愛かったぜちくしょー。(*´∀`*)

21曲も歌ってくれるとは思わなかった。大丈夫だろうか。ほんとにステージ裏でぶっ倒れてたんじゃないだろうか。
チャマはめちゃくちゃ疲れると正座になっちゃうんだって言ってたな(笑)

退場のとき、メンバーが最前列のお客と握手したり、なんかいろいろあげてたんだよな~。チャマは最後、上半身裸になってたので、Tシャツ投げたんだろうと思う(見えなかった)。
後ろのブロックでは「いいな」「いいな」のつぶやきオンパレードでしたよ。

すべて終わって灯りがついて帰るとき、ステージのスクリーンにMCのときチャマが撮った、ステージから客席を写した写真が映されていた。
また高橋ダイヤリーに載るかな? 楽しみ。


BUMPは動画とかMVとかで見るBUMPそのままで、全然ギャップとかなかった。
だから何だか今でもライブに行った実感がわかない。
夢を見ていたみたいな気がする。

それでも、これだけは言える。
彼らの音楽はCDに吹き込むよりも、観客の前で聴かせるものだということ。
客とキャッチボールを楽しみながら、一体となって作り上げていく音楽なんだということ。

ライブこそBUMP OF CHICKENというバンドが真に輝ける場なんだ。

セトリはこちらからお借りしました。→セトリ!!!

ライブ後、金沢の8番ラーメンで遅い夕食をとりつつ、娘と二人で思い出しながらリストアップしたのを、娘が並び替えてくれたのとほとんど同じ。「ゼロ」と「分別奮闘記」の順番だけ違ってた。記憶力すげぇ。若いってすごいな。

思いつくまま書いたライブレポでした。

おしまい。
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[ 2012/05/04 ] BUMP OF CHICKEN | TB(-) | CM(0)

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