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BUMPについて、ひとしきり

息子が友達とバンドを組むという。

以前にバンドを組んでライブを1回やったところで、ベースの子が県外へ行っちゃって自然消滅になってたんだが、今度は違うメンバーと組むんだって。

息子のパートはボーカルとギター。the pillowsのバンドスコアとCD、椿屋四重奏のバンドスコアを買って、部屋でちょこちょこ練習している。


「the pillowsってええぞ~。オカンも聴くか?」

そやなあ。今、体がBUMPモードやからちょっと落ち着いてから。
the pillowsと言えば「シンクロナイズド・ロッカーズ」(彼らのトリビュート・アルバム)でBUMPがカバーした「ハイブリッド・レインボウ」。
この曲いいよね~。

「ええよな。オリジナル聴いたことあるか?」

あるよ。Youtubeで(←すみません;)。いい声してはんなあ。元歌のサビは激しく盛り上がるけど、藤くんは静かに歌ってるよね。自分の色に染め替えてるっていうか。
演奏もすごくBUMPらしいよな。

「そう! ○○は楽譜をそのままなぞってるだけやけど、BUMPはちゃんと自分らでアレンジしてるんや。『シンクロナイズド・ロッカーズ』の中でも一番いいカバーやって言われてる。the pillowsのファンにもBUMPの『ハイブリッド・レインボウ』はいいって認められてるんや」

そうかぁ。うれしいよねえ。
BUMPは他のミュージシャンからも認められてるのがすごいよね。それも自分で歌を作ってる人たち。
ミスチルの桜井とか、コブクロの小渕とか。

「小田和正も」

そうそう。井上雄彦がBUMPを評価してるのも、めっちゃびっくりしたわ。すごいよね。
あんた、井上さんとコラボの「Smile」は聴いたか?

「CD注文したんやろ。それまで待つ。俺はネットでは聴かん」

おお~、ファンの鑑!(お母さん、テレビでどんなふうに伝えられたのか知りたくて、ワイドショーの動画見て、聴いちゃいました(^^;))
今回も静かな曲で、「友達の唄」も静かな曲で(どちらもオファーの内容に沿ってるから当たり前なんやけど)、もう「Ever lasting lie」とか「グングニル」とか「グロリアスレボリューション」みたいな曲は作らんのかなあ。「歩く幽霊」はすごくよかったけど。

「俺、あの曲、めっちゃ好き」

お母さんもめっちゃ好き!♪d(´▽`)b♪
あれはプロデューサーに作らされたのかなあ。最近、同じような曲調ばかりやって文句言ってるファンもいるから(「ロックからJ-POPになってしまった」とか、「さだまさし化してる」とか言われている)、久々にアップテンポの曲を作れって言われたのかも。「Merry Christmas」は「藤原の作ったクリスマスソングが聴きたい」ってプロデューサーに言われて作って、「宇宙飛行士への手紙」は「四つ打ちの曲を作って」って言われて作ったって言ってたし・・・。

「俺、『透明飛行船』がそうやないかなと思ってる。作れって言われて作ったような気がする」

えっ、そうかあ?
宇多田ヒカルが活動休止するときに「アルバム3枚限界説」ってのを唱えてる音楽評論家がいて、どんなアーティストでもアルバム3枚作ったらもう曲は作れなくなるって言うんやけど、あんたどう思う?
藤くんももう限界なんかなあ。昔は生(き)のままのメロディでも十分すごかったと思うんやけど、今は技巧的になってるっていうか、技術がすごいからいい曲って思う部分があるっていうか。


「それはあるかもしれん。クラシックの時代に既に全ての音の組み合わせは出尽くしてるって言われてるんや。後はそれの組み合わせを変えてるだけやって。だから限界はあるのかもしれん。
俺、大阪で作曲の勉強もしたけど、自分で傑作やと思って作った歌を友達に聴いてもらったら、『これ、Janne Da Arcの○○って曲にそっくりや』って言われて、聴いてみたらほんとにそっくりでびっくりしたことあってん。Janne Da Arcなんて一度も聴いたことなかったのに」


それって、どこかで無意識のうちに聴いてたのが潜在意識に刻まれてたんでは・・・。

「いや、それはない。聴いたことないんやって。ほんまやって」

それやったらあんた、ヒットメーカーになれるってことやん。・・・まあええけど。

「で、1曲作るんでもゼエゼエ言って精根尽き果てて作り上げるのに、それが1枚8曲として、8曲×3枚=24曲やろ。そら限界やわ」

う~ん、そうなのかなあ。昔、安全地帯の玉置浩二が天才的な曲作りしてたけど、アルバムを重ねるごとに微妙な曲が増えていって、ある時、5枚組のアルバムを出したことがあったんや。
5枚組ってどれだけすごいんやって期待したら、メロディの断片みたいな曲の寄せ集めやった。要はちゃんとした曲を作れなくなったから枚数で稼いだみたいな感じ。

もう玉置浩二はダメなんかな~と思ったけど、そのあと「田園」みたいないい曲を作ったよ。今は曲作り以前にあんな状態やし、パッとせんけど。

言ってて矛盾してるけど、藤くんは限界とか思いたくないなあ。最近のインタビューで「曲はいくらでも作れる。難しいのは歌詞を考えること」って言ってたし。藤くんは作りたい曲を作るタイプやから、今は作りたい曲調が同じのが続いてるだけなんかもしれんね。
だから、もうしばらくしたら、今のとは違う路線の「Ever lasting lie」とかみたいな曲をやな、作ってほしいよな。

「最近の曲は全部同じコードやけど、『Ever lasting lie』はものすごく珍しいコードを使ってるんや。他の曲には全く出てこんような珍しいコード。他のアーティストの曲にもないような。俺は全部のアーティストの曲を聴いたわけやないから断言できんけど」

えっ、それってどういうこと? 珍しいってどれくらい珍しいの?

「だからやな、ドミソはCコードやろ。そういう決まったコードやなくて新しく作ったコードで、それでいて不協和音とは感じさせない和音で・・・ってめんどくさ! ギターやったことないやつに説明なんてできんわ」

ええ~っ、教えてよう。

「知りたきゃ、ギターを弾けるようになれ」

と、息子のやつは逃げていった。残念。

昨日、5月1日分の「ポンツカ!」を聴いた。
ああ、好きやなあ藤くんの声。あの低音に萌える私はヘンタイでしょうか(笑)
今なら娘が以前言ってた、「藤くんの低音と薄い体に萌える」という言葉が理解できるよ、うん。

ええと、それでね、リスナーからのお便りで、どっかの中学の音楽の副教材に「HAPPY」が載ってたんだって。
みんなびっくりしてた。嬉しそうだった。

BUMPはハーフダウンチューニングだけど、カバーするのにレギュラーキーで全然構わないからって藤くんが言ってた。彼らにとっては自分たちの曲を聴いてもらったり演奏してもらったりすることが喜びなんだろう。

どっかの小学校の学芸会で小5の子が「天体観測」を合奏した様子を録音したMDを送った先生がいて、「大太鼓とシンバルがはしゃぎ過ぎてますが、保護者に好評でした。次はどの曲にしようかわくわくしています」とお便りにあった。

こんなふうにBUMPの曲があちこちで流れるのってすごく幸せ。

こんな話もあった。

ヒデ「3DSのアビスが出ることは知ってたけど、テレビCMで『カルマ』がいきなり流れてきて、すっげえびっくりした」

「俺たちの曲ってテレビで流れてこないもんね」

「たま~に、ラジオでね」

「コンビニとかでも。ドキドキしちゃうよね」

「ドキドキしちゃう」

「出てった方がいいのかなって思うよね」

どんだけマイナー意識なんだよ!(笑)

そんなBUMPが大好きさ。

最後に「Smile」についての藤くんのコメントを。

「がんばれ~! とか、元気出せ~! とか、そういう感じの曲ではないんですけども。どっかの誰かがね、自分を取り戻したいなと、もし思ったときに、そのそばにそっといられるような曲であればいいなと思って・・・そういう温度の曲なんですけども。
それは精神的な話で、物質的にはちゃんとお金を集めたいなと思っていますので、賛同していただけたら是非よろしくお願いします」

ということなので、ファンのみなさん、CDはもちろん、ダウンロード配信も是非お金を出して手に入れてください。普段ネットで無料で手に入れちゃうという人も、この曲に関しては(ほんとはどの曲でもだけど)、BUMPの気持ちを尊重してあげてくださいね。

「PONTSUKA!!」は8日と15日はメンテナンスで休み。22日再開。ネット放送はあるそうです。
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[ 2011/05/08 ] BUMP OF CHICKEN | TB(-) | CM(0)

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