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読み応えあるコミックふたつ

「海月姫」の他に借りたのが森田まさのりの「べしゃり暮らし」1~9巻までと、くさか里樹の「ヘルプマン!」1~13巻。

「べしゃり暮らし」は笑いをとることにとことん貪欲な高校生の男の子が芸人めざして悪戦苦闘する話。「ROOKIES」を読んだ時、森田まさのりのギャグセンスはかなりいいと気づいたので期待大。やはり面白かった。芸人それぞれの特徴を生かしたネタがあって、それを考えるだけでもすごいな。

主人公がお笑い界をのし上がっていくっていう話というよりは、主人公を取り巻く人たちの人情ものという色合いが濃い。出てくるのがいい人ばっかりやんけとツッコミたくなる時もあるが。

なにかの本で森田まさのりが、学園の爆笑王の異名をとる主人公が芸人のコンテストではてんで笑いを取れないというギャップを出すために、高校生活ではわざと笑いのレベルを落としている、それが理解されないで、最初の方だけ読んで作品じたいの笑いのセンスが低いと思われたらイヤだな~ということを言っていた。ふむふむ。

それと、ストーリーの中である悲劇的なことが起こるのだが、それを起こす前に登場人物の幸せな姿を描いておくとより悲しさが増すという手法について語っていた。なるほどな~。

その話を聞いたとき、ドラマ「流星の絆」を思い出した。主人公たちの両親が惨殺されてしまうんだけど、それまでに描かれていた日常生活では父ちゃんがおもしろいこと言ったりしてコミカルなタッチだったので、そんな父ちゃん母ちゃんが殺されてしまうっていうのがなんか余計リアルだった。フィクションの中の人じゃなく、ほんとに生きてる人が殺されてしまったって感じがして。

うん。まあそういうわけで、続きが期待できる作品です。

そして、くさか里樹の「ヘルプマン!」。高齢者介護の問題に鋭く迫る話……なんていうと敬遠されそうだけど、ほんと読みやすい。面白い。2日間で一気に13巻まで読んだ。

私たち日本人って、老いとか病気とか障害とか死とかいったことにはずっと目を背けてきた気がする。若いことだけが価値があるみたいにみんなが思ってて、TV番組でも商品でも、そこらにあふれるのは若者に媚びた文化ばかりだし、アンチエイジングだ何だって、年とることが罪悪みたいな考え方が蔓延してる。

だけど、みんないつかは年取るんだ。親だっていつまでも元気とは限らないんだ。そのときになってから考えればいいなんて思ってちゃ、この超高齢化社会で生きていけないんだ。

……な~んて肩肘張らずに読めますこのマンガ。ものすごくリアルに介護する側される側、介護職員のジレンマなどが疑似体験できます。きれいごとだよと思える部分もあるけど、人間同士の関わりの中にはこんな話も確かにあるかもしれないと思える。

一人でも多くの人に手にとってもらいたい本です。

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[ 2010/05/05 ] マンガ | TB(0) | CM(0)

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