「息もできない夏」最終回エンディングより。
第一話のみ見たんだけど、娘を無戸籍にしといて、母親が理由も明かそうとせず、「あなたのためなのよー!」と叫ぶだけなのがなんだか不快で(ただ引っ張ってるだけなんだろうけど)、ほらほらこんなにけなげに頑張ってる娘がかわいそうな目に遭ってますよ~的なのがいかにもで、結局そのあとは見なかった。
夏ドラマで見たのは「トッカン」だけ。こっちは脚本も演出もテンポよく、役者さんたちの間合いも絶妙で、北村有起哉という、いい役者の存在も知ることができたし、続編やってほしいくらいの作品だった。
で、BUMPが「息もできない夏」のエンディングで歌った「firefly」なんだけど、カップリングの「ほんとのほんと」と合わせて車の中で聴いていると、何度聴いても涙がじわっと湧いてくる。
「あきらめなければ夢は叶う」って、去年だったか一昨年だったか、カズの著書が出たとき、新聞の広告にキャッチフレーズとして載っていた言葉だった。
「夢は見るものではなく叶えるもの」っていう、澤穂希の言葉もよく聞いた。
現実はなかなかそうもいかなくて。大人はいろいろと大変で。
でも、断腸の思いで夢をあきらめたって、決してそれは恥ずかしいことじゃない。
そんな人の存在をまるごと認めて讃えてくれるような唄。
オンリーロンリーグローリーの大人版というか・・・。
だからつい、ほろりときちゃうんだよね。
いやもちろん、カズや澤の言うことを批判してる唄じゃないよ(笑)
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