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別れの日がくるそのときまで

スウ(メス・推定12歳)が10月頃からずいぶん痩せ始めた。
トシのせいかな~と言ってたが、どうもおかしい。

今月初めに病院へ連れてゆき、血液検査をしたら慢性の腎不全だということがわかった。
BUNが195、クレアチニンが10、血小板が40。
腎不全の末期で脱水症状を起こしていて、そのせいで口の中が乾いて歯肉炎になっているとのこと。
劇的によくなることはなく、対症療法で延命を図るしかない。

腎臓関係の病気になったのはこれで3度目。
そういえば水入れが空っぽの時があった。おしっこの量が増えてたかと言われりゃ、今から思えば増えてたと思う。
そんなことすら気づかず、漫然と世話をしていた。

なんでもっと気を付けて健康管理してやれなかったのか、なんでもっと早く気づいてやれなかったのか。
後悔先に立たず。

病院で点滴をして帰宅するが、その日から元気がなくなり、エサも食べないしテレビの裏に入って出てこなくなった。

また病院に連れて行ったが、「食べないものはしょうがないですね~」と先生は言うばかり。
点滴をしながら、「良くない成分の入ったキャットフードが見つかったとかニュースで言ってましたよね」なんて言う。

要は、安物のフードを食べさせてたんでしょってことだろう。この先生はいつもこんな持って回った言い方をする。
そんなもん、最初に病気やったときに、市販の安物のフードは塩分が高くて腎臓病になりやすいって言われて有名どころのに替えて、それでもまたなったから、それ以来ずっとロイヤルカナンに替えとるわ。

11年もこの病院にかかっているのに(まあ予防接種や病気のときしか行かないから数年に1度の割だけど)。
患畜がどんなフード食べてるかくらい、カルテに書いて把握しときゃいいのに。

地元じゃ有名だし利用者も多いってんで、あまり積極的な治療をしようとしないのは、飼い主の負担や患畜の負担を考えてくれている、商売っ気のない良心的な先生なんだといいように受け取ってきたけど、こちらが訊かないと詳しく説明をしてくれないし、説明してくれても、で、結局どうなんだろうと煙に巻かれたみたいな曖昧な説明だし。

なんか不信感が募ってきて、他の評判のいい病院数軒に電話して、おたくではどんな治療を? と訊いてみた。その中で、頼りになりそうな落ち着いた年配の男性が答えてくれた病院にスウを連れて行ってみた。

対症療法しかないっていうことは一緒だったけども、そこでは今の状態や検査の数値が示す意味(クレアチニンが治療によって10から5に下がったとしても、機能が半分回復したということにはならないこと)や、治療法とそのメリットデメリット、ペットに苦痛を与えたくはないが、なるべく長生きしてほしいと願う飼い主の心情までちゃんと汲んでくれて、かゆいところに手が届くような丁寧な説明をしてくれた。

迷って考えて、入院して静脈に点滴を打つという方法を選択しようと思うと伝えた。その前に入院する場所を見せてくださいとお願いして見せてもらったら静かな部屋で、ケージも隣のケージが見えないようになってるし、これならスウにあまりつらい思いはさせずに済むかなと思ったので決心した。

少しでも落ち着くようにと、家で使っている毛布を敷いてもらい、猫砂を持ち込んで使ってもらった。
3日間、毎日娘と一緒に見舞いに行ったら、思ったよりリラックスしてて、カルカンがつがつ食って、看護士さんにすりすりしたりしてるというので安心した。

入院を継続する選択もあったが退院させて、あとは自宅で皮下点滴を続けることにした(そういう方法があることはネットで知った)。

一番効果があるのは静脈への点滴で、次が通院しての皮下点滴。どちらもいろんな意味で負担が大きい。費用面では2泊3日の入院で2万円弱。通院しての皮下点滴は1回2千円くらいかかる。

そこで、点滴セットを病院で買って、やり方を指導してもらって家でやるという方法を先生に話し、了承してもらった。費用は点滴パック(5日分)が1600円くらいなので、1回に換算して350円ほど。使用済みの針は医療廃棄物になるため、病院に返却する。

シロウトゆえ、針の刺し方がヘタだと痛い思いをさせてしまうが、スウも通院の負担がなくなるし、お金が続かないから点滴に通えなくなるということも避けられる。

皮下点滴のやり方はYoutubeでもいろんな人が公開していて見られるし、猫が動かないようにうまくやれさえすれば、結構簡単にできる(簡単と言っても、うちではスウをあやしてじっとさせるのに1人、針を刺したりパックの目盛を確認するのに1人いるので2~3人がかりでやっているが)。

点滴パックは毎回湯煎にかけて輸液を人肌に温めてやることと、輸液が早く落ちるように、なるべく高い位置にS字フックでつるすのがコツ。

針を刺す前にアルコール消毒をやる先生もいるようだが、うちの先生はやらなくていいと言っていた。「毛があるため皮膚が乾きにくいので、かえって針と一緒にばい菌が体内に入ってしまうから」だそうだ。

点滴の他にやっている特別なことと言ったら、リーナルケアの缶詰とH4Oの水。リーナルケアは好んで飲まないので、ウェットフードに少しずつ混ぜて与えている。開缶すると7日間しか持たないため、凍らせてキューブにしておくといいと、これもネットに載っていた。

H4Oの水は封を切ると8時間で水素が抜けちゃうってんで、よく水を飲んでいるらしい夜中に飲めるよう、寝る前にセットして寝る。

正直、効果があるのかどうかはわからない。だって、病気の猫のためにこの水を買おうって人は、そのほかのことでもいろいろ力を尽くしているわけでしょ? 体調になんらかの改善があったとしても、水だけのおかげとは言えないよね。
もうあと1パックしか残ってないが、続けるかどうかは思案中。

ほとんど食べなくて、2階の寝室にこもってずっと寝ているので心配になって、通院して点滴の時に先生に相談したら、「10食べないといけないとして、腎臓病用のフードなら3しか食べないが、普通のフードなら7食べるというなら、普通のフードを食べさせてください。とにかく食べて元気になることが大切」とのこと。

そこで、いろんなフードをあれこれ買ってきては試しにちょっとずつ与えてみた。
ロイヤルカナンの腎臓病用のやつ(ドライとウェット)、入院中によく食べたというカルカンのウェット(1歳以上、8歳以上、11歳以上)、その他の缶詰、シーバのドライ、かつおぶし、おやつ用のスープ状フード、etc.

「ウェットフードはレンジで人肌に温めると匂いが強くなって食欲をそそりますよ。口内炎ができていると冷たい水はしみるので、ぬるま湯にした方がいいです」と先生いわく(今までの病院の先生はこんなアドバイスすらくれなかった)。

猫缶を温めたり、かつおぶしを振りかけたり、スープ状のおやつを飲ませてみたり、いろんなドライフードをちょっとずつ混ぜて与えたり。

器に入れて出したのは食べなくても、ちょっとずつ取って床に置いたり、手に乗せて口元に持っていったら食べたりするので、毎回エサをやるのに30分くらいかかる。

おまけにナナが食べてしまうのをうまくかわすのにまた手間がかかる。多頭飼いというのはこういうとき難しい。スウがどれだけ食べたか、おしっこやウンチをしたかもよく把握できないし。

あれこれやったのが功を奏したのか、少しだけど食べるようになり、今ではカリカリをまずやって、その後ウェットを温めてやっている。

少し元気になり、寝室にこもっていたのが、降りてきて前みたいに居間で過ごすことが多くなった(寝室は寒いからかもしれないが。血小板が少なくなると体が冷えるらしいので、昼間は湯たんぽを置いてやっている)。

脱水して血が濃くなって血圧が高くなるため瞳孔が開いていたのが、前みたいに細くなり、お外に出してと何度も催促するようにもなった。

昨日と今日は少しだけ外に出してやった。
今日は一緒に外に出て落ち葉掃きをしながら見ていると、庭をのんびり歩き回って、何を思ったかど真ん中でウンチをした。食べる量が少ないため、何日もしてなかったから安心した。その後、飛び跳ねるように走っていたのでもっと安心した。

悔いのないよう、少しでも長く一緒に暮らせるように。
そう思っていろいろやってる。
[ 2011/11/23 ] オタクなハハの日常 | TB(-) | CM(0)










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