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奇跡の日本列島 その1

紅葉の美しい季節ですね~。ってもう終わりかけか(笑)。
日本の紅葉は世界一美しいと言われてるって知ってた?

10/9(土)と10/10(日)のNHKスペシャルで「日本列島 奇跡の大自然」というシリーズを放送していた。

日本列島は偶然が重なって、陸にも海にも多種多様の生物が暮らす、世界に類を見ない不思議な島になったんだというお話。
面白かったんで要約を載せときます。

10/9(土)【第1集 大地を包む緑の物語】

日本の陸地は世界の陸地の1/400にすぎないが、その7割が森。
国土に森が締める面積の大きさでは、熱帯を除くと世界で5本の指に入るという。

北から南へ、針葉樹、常緑広葉樹林、落葉広葉樹林、マングローブ林と、狭い面積の中にこんなに色々な森があるのは日本だけ(植物の種類は5000~6000にもなる)。

日本が位置する北緯20~50度のあたりには、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠、アラビア半島、サハラ砂漠と、乾燥地帯が続いている。

赤道付近の空気は太陽で温められ、上昇し雲を作る。その水分を失った空気が北緯20~50度のあたりに降りてくるため、乾燥して砂漠になるのだ。

ではなぜ日本は砂漠にならず森になったのか?

その秘密は降水量である。日本には1年に平均で1800ミリもの雪・雨が降る(同緯度の砂漠地帯の7倍以上)。

まず、偏西風にインド洋の水蒸気が吸い込まれ雲が発生、そこに太平洋の水蒸気も流れ込み雨雲が大きく発達していく。

それがヒマラヤ山脈、チベット高原の南側を迂回する形で日本列島にもたらされ、雨を降らせるのだ。

もしそれぞれの山の高さが半分以下だったら、偏西風は日本の北を通り、降水量は半分になっていただろうし、梅雨は見られなかっただろう。

森は偏西風がもたらす梅雨の雨で木々が成長していったことにより作られていったのだ。

春風、五月雨、霧雨、夕立、小糠雨など雨の名前が400以上もあることからわかるように、はるか昔より日本人の暮らしは雨と共にあった。

そして紅葉。

日本の紅葉の美しさは世界一と言われる。落葉広葉樹の種類が多く、彩りが多様になるからである。紅葉で有名なカナダの場合は、黄色が多かったり、赤が多かったりと色に偏りがある。

カエデに限って見ると、北米とヨーロッパはそれぞれ13種類だが、日本はその倍の26種類にもなる。

なぜ木の種類が多いのか?

氷河期にヨーロッパや北米は氷河に覆われ、落葉広葉樹は絶滅した。

しかし、日本では海があったのと急峻で複雑な地形のせいで水分や温度が保たれ、落葉広葉樹が生き残っていた。

紅葉色、葡萄(えび)色、千歳色、雪の下色など、日本語には色の名前が500以上ある。
変化に富んだ自然が感性を育んだのだろう。

ニホンカモシカ、ヤマネ、アマミノクロウサギは日本の森にしかいない動物(固有種)である。

日本の固有種の種類(哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類)は131種で世界でもトップクラス。
ウミイグアナ、ゾウガメのいるガラパゴス諸島でさえ110種。
同じ島国で面積も同じくらいのイギリスに至っては0。

日本列島はユーラシア大陸から割れて離れたあと、再びくっついたり離れたりを繰り返す間に様々な生物が渡ってきて独自の進化を遂げ、それが固有種となった。

ガラパゴス諸島の固有種が日本より少ないのは、大陸と繋がったことがない絶海の孤島のため、たまたまたどり着いたものが固有種となったのである。イギリスに固有種がいないのは、氷河期で森がなくなって全滅したためだ。

サルは熱帯や亜熱帯に暮らすことが多いが、ニホンザル(スノーモンキー)は世界で最も北に暮らすサルで、温泉に浸かるニホンザルを見に海外から大勢の観光客がやってくる。

なぜニホンザルはサルが生息する世界最北の地である青森県の下北半島にいるのか?

日本は世界有数の豪雪地帯(新潟県妙高市で1日2mの積雪があったのが世界最高記録)だ。シベリアからの冷たい乾いた風は日本海の暖流により雲を作る。この雲が奥羽山脈、北アルプスなどの山にぶつかり大雪になる。

雪解け水が落葉広葉樹(木の実をたくさんつける)を育て、落葉広葉樹が北へ分布していくに従い、サルもエサを求めてそれを追い、北へと分布していったのである。

アキアカネ(赤とんぼ)も固有種で、沼地や湿地に産卵していたのが、日本人が稲作を始めた2千年前から、エサになるミジンコの多く棲む田んぼに産卵するようになり、その数を爆発的に増やした。

日本の自然が日本人を育み、日本人の暮らしがアキアカネを育んだのである。
[ 2010/11/27 ] 倉庫4 | TB(-) | CM(0)










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