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FSSp パトリックの小技

前の記事でも扱ったFSSp(フライングシットスピン)、パトリック・チャン選手がとても面白い構成でやっています。


こちらをご覧ください。






動画の中の説明通り、レベル構成は

①難フライング(デスドロップ)-②シットフォワード+③8回転-④シットサイドウェイズ

なのですが、④のシットサイドウェイズでなんと! 同時にチェンジエッジをしているんですね。


私は最初これに気づかなくて、ツイッターでやよぷーさん(@yayopooh03)さんに教えていただきました。


ただ、パトリックはこれでレベルを獲っているわけではないのです。


なぜなら、テクニカルパネルハンドブックによると、チェンジエッジでレベルが獲れるのは、


シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ


と断り書きがあり、これはバック・アウトサイドからフォア・インサイドという逆のパターンだからなのです。


こちらは、futaba(@futaba_82)さんに教えていただきました。


「スピンを楽しもう」シリーズの「チェンジエッジを見分けるコツ」の記事で、シットのチェンジエッジの断り書きについて、「あまり神経質に考える必要はないと思います(間違ったやり方でチェンジエッジする選手はまずいないので)」と書いてしまいましたが、こうして敢えてレベルの獲れないやり方を加点狙いの技巧として入れてくる選手がいるんですね。

う、うかつだったぜ(´;ω;`)


やよぷーさんさん、futabaさん、改めてありがとうございました。感謝感謝です\(^o^)/






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[ 2017/06/29 ] スピンを楽しもう | TB(-) | CM(0)

FSSpを見分けてみよう

ツイッターでやっていたスピンのレベルを見分けてみようシリーズのFSSp(フライングシットスピン)です。
途中で説明を変えたこともあり、そのままモーメントにまとめると初心者の方が混乱するかなと思って、こちらに書き直すことにしました。


いろんなパターンを問題編と解答編に分けて載せています。
問題編の下半分にこのようなヒントを表示させているので、どのレベル特徴を使ってレベルを取っているのか考えてみましょう。

FSSpレベル説明



回転数は無理に数えなくても、だいたいの感覚でOKです。



まずはヒントの中から、3つある難しいフライングの見分け方を知っておきましょう。

難フライングの種類
※バタフライの「どの姿勢でも使う」というのは、シットでもキャメルでもアップライトでも使うという意味です。

フライングシット



デスドロップ



バタフライ




ではさっそくレベル判定ゲームをやってみましょうか。

【問題編】を見て、画面下のヒントをもとに、どのレベル特徴を使ってレベルを4つ獲っているか当ててみてください。

そして、【解答編】の画面上部に使っているレベル特徴を載せていますので、これで答え合わせをしてみましょう。

カッコ内にはレベルを獲るための要件を書いていますが、詳しく知りたい人向けですので無理に覚える必要はありません。

ではスタート♪

【三原舞依 問題編】



【三原舞依 解答編】





【無良崇人 問題編】



【無良崇人 解答編】





【アシュリー・ワグナー 問題編】



【アシュリー・ワグナー 解答編】





【ネイサン・チェン 問題編】



【ネイサン・チェン 解答編】





【白岩優奈 問題編】



【白岩優奈 解答編】




【デニス・ヴァシリエフス 問題編】



【デニス・ヴァシリエフス 解答編】



どうでしたか?
同じレベル特徴を使っていても選手によって個性がありますね。
ヒントをもとにして、他の選手のFSSpについても見てみてください。



【おさらい】

どのレベル特徴を使っているか

難フライング
フライングシット→三原舞依、ネイサン・チェン、白岩優奈、デニス・ヴァシリエフス
デスドロップ→アシュリー・ワグナー
バタフライ→無良崇人

難バリエーション
シットフォワード→三原舞依、ネイサン・チェン、白岩優奈、アシュリー・ワグナー、無良崇人
シットサイドウェイズ→無良崇人、デニス・ヴァシリエフス
シットビハインド→三原舞依、白岩優奈、アシュリー・ワグナー、デニス・ヴァシリエフス
※アシュリーのシットフォワードはフリーレッグの先が横に出ていますが、前で交差しているのでフォワードと見なされます。
※白岩選手のシットフォワードは手でフリーレッグをつかむまでは難しい姿勢とは見なされず、よってチェンジエッジと同時にレベルを獲っていることになります。

8回転→無良崇人、アシュリー・ワグナー、ネイサン・チェン、デニス・ヴァシリエフス

チェンジエッジ→三原舞依、白岩優奈
※「エッジ変更前後に各2回転」というのは、かかと方向へ2回転→つま先方向へ2回転という意味です。
※エッジ変更の際にカクッと腰の位置が上がるのを目印にしてみてください。

スピン中の同じ足でのジャンプ→ネイサン・チェン



[ 2017/06/27 ] スピンを楽しもう | TB(-) | CM(2)

レベル3からレベル4への訂正の謎(2015ロステレコム)

2シーズン前の話になりますが、ずっとわからなかったことが最近解明できたので、ちょっとおつきあいください。


2015年のロステレコム杯、男子の試合結果でびっくりするような番狂わせがありました。

1位 ハビエル・フェルナンデス
2位 アディアン・ピトキーエフ
3位 アダム・リッポン
4位 ロス・マイナー


当初はこの順位だったのが、ロス・マイナーのFSのフライング足換えコンビネーションスピンのレベルが3から4に訂正され、0.5点上積みされたことで、3位のアダム・リッポンとの順位が入れ替わったのです。


試合結果
2015ロステレコム結果


ロス・マイナーのプロトコル。最後のスピンがレベル3からレベル4に訂正になっています。
マイナープロトコル



FCCoSpの基礎点(2015-2016版コミュニケーション第1944号より)
レベル3とレベル4では、このように0.5点の差があります。

FCCoSP基礎点



当時、意外な結果に驚いたのですが、当該スピンを何度見ても、どうやってレベルを4つ獲っているのかわからず、私にとっては“迷宮入り”案件になっていました。


(↓動画をクリックするとスピン部分のみ再生します。スローにするには、いったん再生してからすぐ一時停止し、画面右側の歯車マークから速度を0.5以下にしてください)




ところが、最近、ツイッターのフォロワーさんとこの話をしていて、試しに別の試合の同じスピンも見てみたところ、最後のアップライトストレートの前に足換えをしていることにふと気づき、足換え2回のパターンだとわかったのでした!ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪


こんなふうに、時間を置いて新たな気持ちで見てみると、当時わからなかったことがわかるということが、ままあります。


このスピンのレベル構成はこうです。

バタフライ-キャメル-シット-同じ足でのジャンプ①-シット-ジャンプ足換え②-シット-非基本姿勢③-足換え-アップライトストレート(クロスフット)④


①と④を右足で②と③を左足で獲っています。


バタフライはレベル特徴ではないの? と思われた方、1つ目のスピンFSSp4で既にデスドロップで難フライングエントランスとしてレベルを獲っているので、ここのバタフライではもうレベルは獲れないんです。


フライングキャメルでもいいところを、敢えて難しいフライングのバタフライで入ったのは加点狙いなのでしょう。


また、アップライトストレートはCCoSp3p4でも入れていますが、「スピンを楽しもう」シリーズのアップライトのページでご説明したとおり、アップライトストレートはフリーレッグを前にした形と後にした形でそれぞれレベルが獲れるので、ここでも難バリエーションとしてレベルを獲っています。



では最初、テクニカルパネルはどのレベル特徴を見落としたのでしょうか。



最後のアップライトストレート前の足換えがとてもさりげないので、足換えが2回あるレベル構成だということに気づかなかったのかもしれません。



それで、足換えのあるスピンは一方の足で獲れるレベルは2つまでなので、足換えが1回だとすると、足換え前は①、足換え後は②③のレベル3構成だと見なされたのではないでしょうか(ジャンプ足換えは足換え後の足のレベルとしてカウントされます)。



あるいは、難フライングエントランス(バタフライ)①、同じ足でのジャンプ②、ジャンプ足換え③、非基本姿勢④というレベル4構成で実施したが、難フライングは上でも書いたように既に使っているので却下とされたのかもしれません。



いずれにしても、2回目の足換えがわかりづらかったこと、2回目の難フライングを入れたことなどが、テクニカルにとって紛らわしかったのかなと思います。



ご参考までに、他の2つのスピンの構成です。

FSSp4→https://youtu.be/25wHDtR3q94?t=1m48s
難フライングエントランス(デスドロップ)①-シットフォワード②+8回転③-シットビハインド④


CCoSp3p4→https://youtu.be/25wHDtR3q94?t=4m9s
難エントランス①-キャメルアップワード②-足換え-キャメル-シットフォワード-アップライトストレート③(足換え後3基本姿勢④)
※このシットフォワードは難しい姿勢ですが、FSSp4で既にシットフォワードでレベルを獲っているため、ここでは獲れません。


いやぁ、こういう謎解きができると、達成感がありますね。
これだからスピンのレベル判定ゲームはやめられないんですよ(*^。^*)
[ 2017/06/20 ] スピンを楽しもう | TB(-) | CM(0)

無知さが恥ずかしい・・・

久しぶりの更新でございます。

アクセス解析を見てみたら、2013世界選手権の感想記事が読まれているようで。

そうか、そういやちょうど五輪3枠をもぎ取った戦いがこのあたりでしたね。

ツイッターでも話題になっていました。当時の記事の復刻版が出たりね。

で、当時書いたブログ記事を読み返してみたのですが・・・・・


顔から火が出る:(´◦ω◦`):


なんなんでしょうね。世界トップ選手に向かってこの上から目線。うちの子かよ。

羽生選手、ご家族の皆様、ファンの皆様、まことに申し訳ないです。

このブログのスケート関連の記事は2012年4月に羽生選手にどっぷりハマったあたりから開始していますが、

無知というのは恐ろしいもので、逆になんでもわかったつもりになって語ってしまうものなのですね・・・え、私だけ?(^^;

今から見返すとすんげー恥ずかしい記事の数々ですが、

スケートファンとしての自分の成長記録でもあり、このまま恥をさらしておきますわ。


スピンについての話をツイッターでもしておりますので、関心を持たれた方はこのブログ横のツイッターへのリンクをご覧ください。

では、今後ともお気軽に遊びに来てくださいね。

[ 2017/03/19 ] フィギュアスケート雑感 | TB(-) | CM(0)

~ スピンを楽しもうシリーズ 目次 ~

初心者向けスピンのレベル判定解説記事一覧です。

【2016/10/26追記】-----
競技未経験の素人がハンドブックに書いてあることを悩みながら解釈し、試行錯誤しつつ書いた記事です。
記事を書いた当時とは解釈が変わってきたものもあります。
たとえば、レベル特徴の「レイバックからビールマンへの姿勢変更」は深読みしてそれぞれ難しいバリエーション2つでレベルを獲っているとしていましたが、今は文面通りレイバック→ビールマンの姿勢変更でレベルが獲れると解釈しています。
ただ、記事中の記述はまだ訂正できていなくてそのままになっていますのでご了承ください。
---------------

(1) 三つの基本姿勢を覚えよう

(2) 「SEIMEI」のレベル判定
※ショーバージョンです。

(3) ルール勉強の必携アイテム
※テクニカルパネルとジャッジパネル用のルールブックなど。
 GOEとSOV(価値尺度)。プロトコルの探し方。

(4) さらっと読み流す 求められる構成とレベル特徴

(5) シットスピンの難ポジションを覚えよう

(6) キャメルスピンの難ポジションを覚えよう

(7) アップライトスピンの難ポジションを覚えよう

(8) レイバックスピンの難ポジションを覚えよう

(9) チェンジエッジを見分けるコツ

番外編  羽生結弦「バラード1番」レベル判定
※オータムクラシック

番外編 羽生結弦「SEIMEI」レベル判定

番外編 バラ1の変更点&過去記事の訂正
※NHK杯以降

(10) フライングはこの4パターンを覚えればOK

番外編 四大陸男子SPよりレベル取りこぼしの原因を探る

(11) スピン中のジャンプでレベルGET

(12) 8回転を数えよう

(13) 足換え後3基本姿勢

(14) 難エントランスを見分けよう

(15) ただちに行う両方向スピン

番外編 羽生選手FCSSp3の原因を探る
※2016年ボストン世界選手権FSより

(16) 難しい姿勢変更

(17) 明確な回転速度の増加

(18) レベル判定をしてみよう(例題編:2016ボストン世界選手権男子SPから)

(19) レベル判定をしてみよう(解説編:2016ボストン世界選手権男子SPから)

(20) レベル判定をしてみよう(例題編:2016ボストン世界選手権男子FSから)

(21) レベル判定をしてみよう(解説編:2016ボストン世界選手権男子FSから)

(22) レベル判定をしてみよう(いきなり解説編:2016ボストン世界選手権女子SPから)

(23) レベル判定をしてみよう(解説編:2016ボストン世界選手権女子FSから)

(24) 見た目OKでも減点や0点になるケース

(25) レベルを落とした原因を探る(ボストン世界選手権男子SPより)

(26) レベルを落とした原因を探る(ボストン世界選手権女子SPより)

(27) レベルを落とした原因を探る(ボストン世界選手権男子FSより)

(28) レベルを落とした原因を探る(ボストン世界選手権女子FSより)

(終) 2016-2017シーズンのルール改正のポイント


【連載は終了しましたが、スピン記事は「スピンを楽しもう」カテゴリで細々と書いています。
最近はツイッターでつぶやくことが多いので、そちらをチェックしていただいてもいいかと思います】



トップ記事に固定するために、投稿日付を未来にしてありますヾ(゚-^*)
[ 2017/03/14 ] スピンを楽しもう | TB(-) | CM(0)










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